茨城で最も支持されているラーメン屋と呼び声高いがんこやかるがん。多くの店がリスペクトしてやまない、大根おろしと大粒の南高梅をトッピングしたみぞれラーメンの元祖だ。和食の職人だった主が考案したメニューは県民からいまだに絶対の支持を受けている。そんなかるがんのメニューは季節限定商品を入れれば50種類以上にも及ぶ。筆者も夏の定番「青とんラーメン」はかかせない一杯だ。だがしかし、やはりこの店不動の一番人気はこのみぞれラーメン。粗挽きと細挽きという2種類の大根おろしで食感に豊かさを加えるなど、そのこだわりは枚挙に暇がない。背脂を溶かしながら仕込むとんこつ100%のスープと細麺の相性も抜群の安定感がある一杯だ。