最も力を入れるのは2種類のまぜそば。特にいま話題の台湾まぜそばは、食べ手の予想を良い意味で裏切る一杯だ。どこの真似でもない、ここだけでしか食べられない一杯。そんなキャッチコピーがぴったりと当てはまる逆流の台湾まぜそばは濃厚白湯スープが多め。まぜそばは汁なしという常識に、全く新しいアプローチで作る。その味わいは、醤油のカドが立つわけでもなく、鶏油が先行することもない。タレが丼の中で渾然一体となったまろやかな仕上がりだ。しかし、ニンニクを入れずともインパクトのある味わいに驚かされる。卵黄は途中の味変アイテムとして使用。最後の追い飯も、汁多め、ご飯多めで満腹必至!この美味しさまずはひと口体感されたし…。