国道118号を大子方面へ向い、途中を左に少し入ったところに「串の房」がある。
暖簾をくぐり店内に入ると、「いらっしゃいませ!」と元気な声で迎えてくれた。
ここ常陸大宮市に店を出して今年で12年目になる串の房。
店を出す前は、水戸で15年間、和食店で修行を積んでいたというご主人。
その後、夢がかなってご主人の実家となる、常陸大宮市に念願のお店を開店させたのであった。
腕前は確かで、ランチ時にはサラリーマンで混雑し、夜はOLやカップルなどで賑わっている。もちろん、地元でも評判の和食屋さんだ。
数ある串揚げメニューの中から注文したのは、一番人気の「串揚げ松定食」。
特大のアスパラをメインに、エビ・牛肉・豚肉・ウズラのタマゴ・シシトウなど6種類からなる串揚げ。
お皿から飛び出てしまう程でっかいアスパラは、注目度◎。
中には長ネギと勘違いしてしまうお客様もいるとか?
この巨大アスパラを、年間を通して切らさず仕入れているが、ご苦労があるようだ。
また、オリジナルのキメの細かいパン粉を使用しているから、食材とうまく絡み、カラッと揚がっている。
しかも少量の油しか吸収しないから体にも優しく、ついつい食べ過ぎてしまうのだ。